ニキビケアや毛穴ケア、美白でも人気のビタミンC誘導体。
私も毛穴の開きが長年の悩みでした。
なのでビタミンC誘導体が流行りだしてからというものかなりの金額を使いました(笑)
オバジCや韓国コスメのIt’s skinのパワー10フォーミュラなどビタミンCとつくものはかなり試しましたが、高いんですよね。
高いんだから効くに違いない!良い奴こそ高い!高濃度バンザイ!!!
でも…ビタミンC誘導体を使うと何故か肌荒れをする!!
使えば使うほど肌荒れが悪化していく、肌荒れを改善するために使っているのにこれじゃ本末転倒です。
私の場合は顔全体が赤くなってしまって次の日にはニキビができていたり…意識高くした結果がこれですから本当にショックでしたよ。
なぜこんなことに?と思って調べた結果をまとめました!
目次
ビタミンC誘導体による肌トラブルの原因
ビタミンCの皮脂分泌の抑制作用は肌を乾燥させる!
そもそも、ビタミンCには皮脂を抑制するという働きがあるんです。
ニキビや毛穴の開きは皮脂の過剰分泌や分泌された皮脂が酸化し肌に刺激を与えたりすることにより起きるトラブルです。
なので、皮脂を抑制することはニキビケアや毛穴ケアに対して効果があるのですが、
そもそもの皮脂が出てしまう原因が乾燥しているからなんです。

ギトギトなのに乾燥??
そうなんです、皮脂が多く分泌されていれば乾燥とは無縁な気もしますが答えは逆なんです。
肌が乾燥する
↓
守ろうとする
↓
皮脂が分泌される
↓
ビタミンC誘導体で皮脂を抑制する
↓
さらに乾燥する
そもそもお肌は保湿をたっぷりしましょうということが大前提。
なのに通常、肌を保護するために分泌される皮脂を抑制してしまうことで、お肌が大干ばつ状態になってしまうわけです。
普段から乾燥肌の人や秋冬で特に乾燥する季節は、この皮脂分泌抑制作用により赤ら顔やピリピリと痛みを感じる場合があります。
生理周期による肌免疫の低下
生理周期をよくキラキラ期とかイライラ期とかいいますよね。
その、イライラ期にあたる期間は肌トラブルの起こりやすい時期なんです。
「生理前だからニキビ出来た〜」とかよくきく会話ですよね。
そんな時期に刺激の強いモノをお肌につけたらそりゃ荒れます!
なので、刺激の強いビタミンCを使う時にはイライラ期を避けてあげる事で肌トラブルを回避することが出来ます。
とはいえ、いったいいつがイライラ期なの?
たしかに分かりずらいし忘れやすい…
調べようと思って生理周期に詳しいページを開いてしまうと細かい○○期の区別があって覚えきれない!
私もいつも混乱して忘れてしまうのでざっくり二つに分けました。
- キラキラ期=生理後2週間
- イライラ期=生理前2週間
これで、ざっくり1ヶ月になりますね!
ざっくりでいいんです、細かいと忘れてしまいますし忘れて調べ直すという行動でさらにイライラするので(笑)
美白に効果のある還元作用は超強力
ビタミンCには還元作用といいものがあるらしく、それはくすみリンゴを真っ赤っかに戻すくらい強力なんだとか…
凄いけどちょっと怖い。
で、この強力な還元作用が肌へ与えるダメージが大きいのだそうです。
シミに対して白くする効果はあるかもしれませんが、
やはりそこは乾燥しますし、赤みやダメージを受けた肌に雑菌が入り込んでニキビに…
という弊害もある事を知っておかなくてはなりません。
ビタミンC誘導体での肌荒れを防ぐための解決策
・濃度の低いビタミンCを使用する
・ビタミンC誘導体が配合された化粧水などを使用し、濃度の濃い美容液タイプを避ける
・たっぷりと保湿した後に使用する
・生理周期に合わせて使用する
例えばオバジCには【5.10.20.25】と濃度に別れて販売されていますし、今使用しているものより濃度の低い製品に変えて使用しましょう。
それでも、赤みの引かない場合はさらに濃度が薄い化粧水タイプなどで試してみて様子を見てください。
王道スキンケアと応用
通常、スキンケアの順番は以下の通り
(導入液)→化粧水→美容液→乳液→(クリーム)
これをビタミンCの刺激から肌を保護するための手順に変更します。
まず、導入液ですが化粧水タイプよりもオイルタイプの物を使用するとより保護効果が上がります。
化粧水はしっとりタイプを使用してこの時点でしっかりと保湿されている状態のお肌を作りましょう。
そしていよいよ美容液ですが、保湿美容液とビタミンC誘導体のW使いも一つの手なので試して見てください。
以下、乳液とあればクリームもしようしてもうお肌ぺったぺたですね(笑)
お肌自慢の芸能人なんかは『ベタベタになるほど 保湿をして寝ます!』なんて人が結構いますが私はかなり苦手です…
なので夜用のおしろいを最後にはたいて、しっかり保湿をした上にお粉の状態をつくってさらさらにしてから就寝しています!
※つけまくればいいという訳では無いので、組み合わせを一つずつためして自分に合うものを見つけて下さい
ビタミンCで肌荒れを起こさないためのまとめ
1番初めに記載した解決策ですが、お肌はデリケートなのでどれが合うかは人それぞれです。
1つで事足りる場合もあれば、全てやってみてやっと効果がある場合、またはそれでもダメな場合もあると思います。
私の場合は濃度の低いビタミンC誘導体+キラキラ期にのみ使用する方法で、今まで出ていた赤みを改善することが出来ました!
早く改善したいからと言って1番高濃度のものを購入したのは間違いでしたね、高かったのになー(泣)
急がば回れ…敏感肌の私にはそれなりの肌との付き合い方があると知らされた出来事でした。
※上記を試しても改善が見られない場合は使用を中止して、敏感肌用に変えたり皮膚科への受診をおすすめします。